髪質改善にケラチンが必要な理由!!

  1. ※髪の構造記事
  2. 1髪の主成分はケラチン
  3. 2保湿にもケラチン

「私の髪はなんで艶が出ないんだろう。」「サラサラな真直ぐな髪がいいのにうねってる。」「パサパサしていて纏まらない。」あなたの髪質が気になっているのでしたら、髪の構造を知ることが髪質改善の第一歩です。まずは、正しい知識を理解して理想の髪質に近づけましょう!

髪の毛といっても、色や形、質感はさまざまです。太さは、1ミリにも満たないとても細いものなのに、この違いは何が原因なのでしょうか。理由を知るには髪の構造を知ることからはじめましょう。

髪の構造は三層でできている


髪は、①メデュラ・②コルテックス・③キューティクルとよばれる3つの層から成り立っています。一つ一つ解説していきますね。

①メデュラ

髪の中心部である、芯の部分ですが、産毛など細い髪には存在していない場合もあります。

② コルテックス

髪の中で、最大85%を占めるコルテックスは、髪の毛の太さに影響がある部分です。コルテックスの主成分には、ケラチンとよばれるタンパク質、CMCなどの脂質、水分、そして、メラニン色素が含まれています。

このメラニン色素の質で髪の明るさや色が決まります。一般的に言われるヘアカラーは、メラニン色素に薬剤を作用させてカラーチェンジしているのです。そして、このコルテックスはダメージを受けると流失します。

ヘアカラーで痛んでしまったのは、コルテックスがダメージした状態のことなので、コルテックス があなたの髪質ともいえるでしょう。なので、髪質改善にはコルテックスに働きかけるケラチンなどの成分が必要なんです。

③キューティクル

一番、聞き覚えがあるのがキューティクルです。キューティクルは、コルテックスの周りにくっついていて、何層にも重なりながら包んでいます。たとえると、魚のうろこのような形をしています。髪の艶や保護という役目をしてくれるのがキューティクルです。髪質改善の要素としてもキューティクルの処理は大きく影響します。

そして、キューティクルの材料は主にケラチンなんです。キューティクルの厚さが髪の強度を高めるので、厚いキューティクルは硬い質感になります。それから、私たちの爪もケラチンでできている、というとイメージができるでしょうか?ケラチンは18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質のことで弾力性があります。

ケラチンでできたキューティクルのうろこ1枚1枚は、細胞間脂質といわれるセラミドでつながれています。肌にセラミドがはいったものを使ったことがあるかもしれません。その理由は、肌にもケラチンがあるからです。やはり、髪と肌は似ています。また、皮膚の延長が髪だということでもあります。

構造を理解したら覚えていて欲しいことがあります。それは、髪や肌は角質とよばれるもので、言い方を変えれると、「死んでしまった細胞」ということです。

髪は一度、ダメージさせると自然と元にもどらないのは 「死んでしまった細胞」 だからということです。そのままだと、ダメージは進行していきます。髪質を改善させるのであれば何かしらの成分を髪に補わなくてはいけません。

そこで、そこで、Rewardsリワーズ scalp&hairでは髪質改善のために、ケラチンに注目してトリートメントメニューやホームケアアイテムに活かしています。ケラチンを使ったトリートメント「髪質改善スキャルプケアエステ」については、こちらから。

そして、トリートメントは

トリートメント(treatment)手当て。 治療。 特に、傷んだ髪の手入れ。

という意味です。髪の毛を補修する施術やアイテムのことをいいます。トリートメントは、髪の悩みを助けてくれるものですが、今の髪の状態がわからないと対処ができないので、今のあなたの髪の状態を一緒に観ていきましょう。

髪の悩みを助けてくれるものですが、トリートメントにはどんな成分が入っていて、どんな働きをしているかを見ていきましょう。
・キューティクルを保護し、水分量を調節する補修エッセンス・手触りをよくしてツヤを出すシリコンやオイル成分・髪をやわらくして、静電気を起こりにくくする界面活性剤
これらの成分が、ダメージを補修して、髪をなめらかしてくれるのです。
特にダメージが気になる場合や、毛先のクセやうねりが気になる人、髪がまとまりにくい人は、オイルが含まれたトリートメントがおすすめです。もともとの髪質が違ううえ、日々の生活により髪のコンディションはさまざまです。そこで、自分の髪の状態に合わせたトリートメントを選ぶことが大切になります。リタッチでは、髪の悩みを大きく3つに分けて、それぞれに最適なトリートメントを用意しています。


〈髪のダメージが気になるあなたへ〉髪を伸ばしていると、毛先の髪は年を重ねていることになり、ダメージも積み重なります。髪は1カ月で約1㎝伸びるので、30㎝のロングヘアの人の毛先は、およそ2年半前のもの。そしてヘアカラーやパーマもダメージの原因になります。できてしまった枝毛を元に戻すことはできませんが、見た目や手ざわりを改善することは可能です。ダメージを補修して、プロテインの流出をおさえる「」シリーズがおすすめです。


〈髪のうねりに悩んでいるあなたへ〉髪のパサつきやうねりは、髪の水分量が原因です。ひとことで言うとパサつきは水分不足、うねりは水分量の部分的なアンバランス。うねりはダメージを受けて髪のキューティクルがはがれてしまった部分に水分が入り込み、髪の一部が膨張することで生まれます。パサつきやうねりをおさえながら、芯まで潤ったさらさら髪に導く「」シリーズがおすすめです。
〈髪のハリ・コシに悩んでいるあなたへ〉髪に含まれる成分全体がエイジングにより少なくなり、ボリュームを失ってくることがあります。その場合、根元からふんわりとボリュームをアップさせる「」シリーズがおすすめです。トリートメントには、「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」があります。しっかりケアしたいときは、両方を併用するのがやっぱりおすすめ。朝はヘアセットの際に洗い流さないトリートメントをつけて、日中の紫外線や静電気対策をするとよいでしょう。夜は入浴時に「洗い流すトリートメント」でダメージをしっかりと補修します。お風呂上がりに洗い流さないミルクトリートメントをつけてドライヤーをかければ、翌朝までしっとりとした質感を保つことができます。
何もケアしなければ、ダメージは蓄積される一方。毎日のトリートメントが美しい髪の第一歩なのです。